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2012年3月15日
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> 1:FinalFinanceφ ★:2012/03/15(木) 03:39:14.78 ID:0 米ゴールドマン・サックス・グループを退社する社員が、 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)への寄稿で 「有害かつ破壊的な」社風を公に批判した。 同社の中からここまであからさまな批判が上がったのはこれが初めて。 NYTに意見を寄せたのはグレッグ・スミス氏。 同紙によれば、ゴールドマンのエグゼクティブディレクターで 欧州での米国株デリバティブ(金融派生商品)事業の責任者。 12年勤めた同社を14日を最後に退社する同氏は、 社風の変化はロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)や ゲーリー・コーン社長に責任があると指摘した。 エグゼクティブディレクターは同社で最高の幹部クラスを意味する パートナーやマネジングディレクターよりは下の位置づけ。 スタンフォード大学出身のスミス氏は寄稿で、 「デリバティブ販売の会議に出席しても、 顧客をどのように手助けできるのかという質問をする時間が1分たりともない」 とし、 「顧客からいかにどれだけ多くの金をもうけられるかということにのみ集中する会議だ」 と批判した。 ゴールドマンに対しては、金融危機を引き起こしながら 顧客の負担でもうけているという批判が政界や世間から上がっており、 これに社内からの攻撃が加わった格好だ。 ロンドンの人材あっせん会社パーセルの創業者ジョン・パーセル氏は 「これは明らかにゴールドマンにとって痛手だろう」 と述べ、 「心の内をさらけ出した寄稿だ。 ひょっとしたら、生涯に必要な資金を既に稼いでしまったので、 金融機関に再び雇ってもらわなくても構わないのかもしれない。 教職など全く別の世界で働くのではないか」 と話した。        ゴールドマンは反論 ブルームバーグ・ニュースはスミス氏の携帯電話に連絡を試みたが、 これまでのところ返答はない。 ゴールドマンは同氏の批判に反論。 「当社の見方では、顧客が成功して初めてわれわれも成功する。 この基本的な真実が当社の経営の根幹にある」 とするコメントを発表した。 しかしスミス氏は 「顧客から金をむしり取ることを無情に話している状況は気分が悪くなる」 とも記し、 「過去12カ月で5人のマネジングディレクターが 自分の顧客を『操り人形』と社内メールなどで呼んでいるのを目にした」 と明らかにしている。 同氏はまた、ゴールドマンが手放したい金融商品を売りつけるなどの方法で 金を稼いだ社員を昇格させる同社の経営陣も批判。 社員がいかに優秀でも、 顧客はゴールドマンを信頼できなくなれば取引をやめるだろうと警告した。 「社風は常にゴールドマンの成功を支える重要な部分だった。 チームワークや誠実さ、謙遜の精神、 そして常に顧客のために働くということを中心に成り立つ文化だった。 金をもうけるということだけではなかった。それだけでは会社は長く続かない。 社内の誇りや信念に支えられた社風だったはずだが、 残念なことに、今は働きがいをもたらしてくれた社風はかけらも見えない」 とも記している。 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M0VJOS6JIJUS01.html

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