アメリカの農業の足枷。
2012年3月23日
NewsUSさんより
ロックフェラー財団が行なっている工作のなかで、重要なのにほとんど知られていないものの1つが、世界の農業を支配する手口である。
財団の理事の一人ケネス・ヴェルニモントは、ロックフェラーの支配する農業計画をメキシコやラテンアメリカのいたるところで実行した。自主独立の農民は、世界権力にとって大いなる脅威である。というのも、独立農民はみずから生産し、その生産物を資本に転化することも可能であり、農民が自主独立することになるからである。
ソヴィエト・ロシアでボルシェヴィキたちは、国民に対する全面的な支配を達成したと思いこんでいた。ところが、頑固に自主独立を守ろうとする小規模農民つまリクラークたちによって彼らの立てた計画が脅かされていることがわかり、愕然とした。そこでスターリンはOGPU(合同国家保安部)に命令を下して、クラークの所有する食糧・家畜をすべて没収し、兵糧攻めにした。1934年2月25日のシカゴ・アメリカン紙は「ソ連で飢饉、600万人が死亡」という見出しを掲げ、「農民の作物が没収され、農民と家畜が飢える」と第一面トップでこの事件を取り上げた。
共産党も農民党も労働党も、農民を絶滅させ、労働者を奴隷にした。全体主義政治体制の多くは、小規模農民こそが体制にとって最大の障害だと思い知らされてきた。
いま合衆国では、それと同じたぐいの絶滅戦争を財団が必死になってアメリカの農民に対して仕掛けている。土地があって労働すればやっていけるという農民の伝統的方式は、農民が感じている購買力の必要性、つまり農作業に必要な工業製品を購入するために、次第に変更されてきた。こうして資本金が必要になったために、農民はやすやすと世界権力の金利操作の餌食となっている。このために農民が破産しているのだ。
いまアメリカの小規模農民は絶滅の危機に直面している。つまり、不本意ながら自耕地を手放し、トラストという名の巨大な農業ソヴィエト(かつてのソ連の政治単位ソヴィエトをもじってこういった)に使われる作男になれと迫られているのである。
世界権力が用いる単純な支配のテクニック「分割して、統治せよ」。 今の中東はこの『バラバラにして喰っちまえ』に当てはまるのでは?
金貸しが平穏な社会に歪みを誘発する。(何故イスラムを嫌うのか?それは、イスラム社会には貸し倒れは無い。イスラムの銀行は借りたい人間には貸す、それで土地を買って畑を作って不作で借りた金を返せ無くても自然には逆らえないのだから、金利は取らないし、もしかするとチャラにして下さる。これは、高利貸しにとっては目の上のたん瘤)
西洋と東洋の狭間の中東。皮肉にも現代で一番欲する資源が埋蔵している。 これが食糧生産の現場にも流用されています。
自国の食糧生産を上げなければ、何時かは奴隷になります。 日本の生産率は金額ベースの算出。生産量では北朝鮮と大差ないです。 圧倒的輸入量と授かり物の『米作』で何とかしのいでいます。 日本が転ぶ程の天変地異が東北大震災です。(おまけに原発爆発) 福島県の米作地帯から仙台平野の優良地域が津波と放射性物質で使えなくなった。津波被害は数年で回復しますが、放射性物質の影響は半減期か過ぎるまで続く。 今こそ大規模な財政出動なんだが、政府は真逆。現状回復しか視野に無いようだ。新しいエネルギー源開発予算とか、新しい全天候型の農業施設とか、未来を感じられないのが痛い。 アメリカの農業が破綻する前に日本の農業の革命が必要です。 今の穀物輸入量をこのまま続けられる筈がありませんから…
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