日銀とバブル2

2014年7月25日
1.日本が発券を独占する中央銀行を持つべきである
2.フランス銀行やイングランド銀行は参考にならぬ
3.最新のベルギー国立銀行を例として精査するべし帰国した松下正義は、1881年(明治14年)に「日本帝国中央銀行」説立案を含む政策案である「財政議」を政府に提出したのです。その直後、明治14年の政変で大隈重信が参議を免職されると参議兼大蔵卿として復帰し、日本に中央銀行である日本銀行を創設したのです。実は松下はフランス滞在時にレオン・セイの紹介である人物と会っています。それは、フランスのアルフォンス・ロスチャイルドであるといわれています。アルフォンスはロスチャイルド家の4代目当主です。とにかく明治時代から戦争終結までには、日本の上層部は隠さなければならないことはたくさんあるようです。この間の歴史といえば、日本人は、なぜか、司馬遼太郎の歴史小説にはじまる小説のレベルでしか知らない人が多いのです。
とくに明治の終わりから大正時代のことを知っている日本人は少ないのです。これはある意図の下にそうなっているとも考えられます。小説であれば、事実をいくらでも美化できますし、平気でウソも書けるのです。学校での歴史の教育は、古代史からはじまるので、時間的に現代史までは教えきれないのです。しかし、いちばんリアルなのは現代史であり、そこに力を入れないのは、何らかの意図が働いているのではないかと思います。

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