天候・天災・観測等
夏(6月 - 8月)は記録的な冷夏となり、農作物に深刻な打撃を与えた。また、この冷夏の影響で戦後最大の米の不作となり、翌年にかけて深刻な米不足に見舞われた(1993年米騒動)。
夏の平均気温が平年より2度から3度ほど下回り、秋にも9月-10月の気温も平年を下回ったが11月は極端な高温となった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/1993
タイ米と日本この不作への対応として政府が各国に米の緊急輸入の要請を打診した。この打診にタイ政府はいち早く応え、日本政府は「取りあえず、保管している米を輸出して欲しい」と要請。タイ国政府は自国の備蓄在庫を一掃する形で日本政府の要請に応えている。当初日本政府は、日本人の味覚に合ったアメリカ産米や中国産米を主食用として、タイ米を加工用原料として輸入することを考えていた。しかしタイ米に比べアメリカ産米や中国産米は輸入量が揃わず、結局主食用にもタイ米を流通させざるを得なかった。
しかし大量に輸入したタイ米は、日本人の嗜好や、国内の炊飯器や調理方法に適合せず、かつての臭くて食感が悪かった「南京米」の記憶が残っていたことなどから不人気であった。新聞やテレビ等ではタイ米の本来の調理法から、国産米と同様に食べられる方法などが特集されたが、需要を回復するにいたらず、日本政府は、国産米とタイ米のブレンドを指導するなど苦肉の策で対処した。しかしブレンドされた米は、ご飯に生米が混じったような食感になり、かえって悲惨な結果となった。また「輸入したタイ米からネズミの屍骸が発見された」や「タイ米の米袋から錆びた釘が発見された」と些少な事例をとりあげた偏見報道(報道被害・風評被害)が見られたことも関連したと考えられる。

情報官制が必要な場合もある。
今年も殺人的猛暑になっている日本。猛暑は経済にはプラスに働き労働者には地獄である。夏物が飛ぶように売れ、一次産業の生産も飛躍する。猛暑の後はスーパー台風の季節になる。気象庁の特別警報が乱発されるのはウンザリし、慣れて避難しなくなるのかな…自分の命は守ろう。猛暑も台風も人々の平凡な暮らしを一瞬で持って行く。

備えにも限界がある。しかし備えよ。

コメント

Missing in the field
2014年7月27日14:02

この時のタイ米は米一袋に一キロのタイ米が付属して来る仕組みだった。日本政府の早とちりで極端な米不足を発言してしまい米の買い占めが起きて店頭から米が疎らになり消費者を買いだめに走らせる悪循環を生んだ。ここが報道官制の出番なんだが、日本のメディアは嬉々として米不足を煽った。
緊急輸入されたタイ米も怪しいブローカが暗躍しタイ米を買いあさりタイ本土で不足する事態を生んだ。主に日本の商社と大陸のブローカにタイ本土のブローカが狂奔した顛末である。
そのタイ米は日本の米と混ぜて炊くとヒドい品物になったのは一つの思い出であり教訓でもある。付属タイ米が溢れ粗末にされたタイ米も数知れず。タイ本土の人の好意を踏みにじったのは確かであります。
タイ米で作る炒飯は絶妙で我が家では粗末にはならなかった思い出。付属タイ米も消費する米も年間で減少し対して集まらなかったのは米から麺やパンを代替えで主食にしたのも有るでしょうか。
日本の作付けは冷夏にも弱いが台風にも弱い。
今の米の消費量はかなり落ち込んでいますから米不足の狂奔は無いと思います。

タイ米を粗末にする事も無いだろう。

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