住民が意識を変えない限り溜まるゴミ。

http://www.toychan.net/archives/2014/12/17_1835.php

関連記事のリンクも中に有りますから閲覧してみてね。

大量消費して経済が回っている中国。
光景は昭和三十年代半ば頃の日本の高度成長期の様相です。
当時は川も河口周辺もゴミ処理場もメチャクチャな時代でした。
生態系を破壊し住み着いていた魚や昆虫が居なくなって初めて気が付いて環境保全への意識が芽生えるきっかけになりました。
消費循環社会で最終処分を考慮しない製品を敬遠する意識を子供の頃から植え付ける今の日本はあの時から大きく変化したのだろうと思いたい。

日本は海に浮かぶ島国の特性から雨が多い。
雨を山に浸透し地下水になる。しかし、以前の埋め立て処理場の地下から汚染した地下水が浸透している事を皆さんは知らないだろう。
何故分かるかと言えば、それは井戸を掘ると分かるんだよ。
水質検査を保健所なりに頼むと飲用不可って通知が来ます。
中身はクロム系化学物質とトリハロメタン。
井戸を掘る場所は大概が扇状地の沢ですから、そのはるか上の沢にかつての埋め立て処理場の跡地が有ります。
因果関係を立証するには莫大な調査費用がかかるから誰もやりません。

因みにこの処理場跡地は昭和五十年代に埋め立て完了し、閉鎖され草木が茂っています。

四十年経ても染み出す化学物質。
環境改善には数世紀かかる事と思います。

中国はこれからが正念場。住民ひとりひとりが意識改革しない限りゴミの山は高くなるだけ。しかもゴミの山の積層は地圧が元で色々な化学物質を絞り出すようになります。地下水汚染と雨の度に河川流入する化学物質。
自然分解が難しい化学物質が色々混じり環境ホルモンへ変化しあらゆる生態系が破壊されて行きます。

この環境破壊リングは福島にも当てはまりますからね。
雨、一時保管の放射性物質、地下水汚染、河川流入、生態系の変異。

直ちに影響しないレベルの放射性物質でも積算放射線被爆には公共機関からは滅多に聞かれないのがこの国の闇の部分ですからね。

人の話もよく考えてから他人に伝え、ネット界隈のインチキに惑わされず、やはり最後は自分で学ぶしか信頼出来る事無いと思います。


ゴミの話から脱線しました。
福一は一号基の溶融燃料の場所を調査中です。

試算では今後延べ8400万人の作業員が必要だそうです。